税理士法人 森谷会計事務所
代表税理士 森谷 耕司

1973年神奈川県生まれ。1995年税理士試験合格。
公認会計士・税理士川和浩事務所、加藤公認会計士事務所を経て、2000年に森谷会計事務所を創立。2003年に税理法人へ組織変更。
2014年にGMO TECH株式会社の社外監査役就任。

早速ではありますが、税理士を目指されたきっかけを教えてください。

父親が八百屋を営んでいて苦労しているのをみていましたので、手に職を就けて別の道へ進むことを考えた時に資格を持っていた方がいいと考え、税理士を目指しました。
1990年代後半にITバブルとなり、同年代の人たちが上場などをしていくのをみて、そういった企業をサポートする裏方であれば自分にもできると思い、2000年に開業しました。

開業されてから、これまでに苦労されたことなどはありますか?

現在では、医療機関や相続の相談が多いのですが、昔はIT関連の業態の会社が多く、開業後も顧客は増えていきましたので税理士資格を保有していないスタッフにも任せていたことがありました。
2008年のリーマンショックで世の中にも経済変化が起こり、企業も変化し、担当者任せにしていたことにより上手く対応できていないことが多々発生し、倒産をしてしまう会社も出てきてしまうということがありました。
その時に、資格と知識がある人間が対応しているべきだったと痛感させられましたね。それからは有資格者を窓口にすることで、きちんと対応することに変え、事務所としても責任をもった対応ができるようになりましたね。

有資格者が対応されることで、信頼を得ているのですね。

そうですね。税理士が直接担当しない事務所も多いですが、責任をもった対応をしたいですし、「病院では医者が診るのが当たり前」という考え方と同じ思いで対応しています。
そのため、特に相続関連の相談ですと意思決定において重要な立場ともなりますので、若い方よりも責任をもった有資格者ということで信頼度は高いと考えています。
また、メールなどで結論を出さずにきちんとお会いすることを徹底しています。顔をみてお話しすることで、商売とは関係のない相談事や本音など悩みを相談していただきやすく、対人間同士のお付き合いをさせてもらうことが多いですね。

サービスとしては、医療機関が多いのでしょうか?

そうですね、5、6割は医療機関や相続のご相談です。
リーマンショックで様々な業種の顧問先が倒産されましたが、医療機関は景気に左右されにくく、そういった関連のお客様が残っていきました。これらも特段アプローチや開拓をしたわけでもなく、お客様の後継者や友人など医療機関同士の方をご紹介をいただけています。

今後目指していることはありますか?

今後日本も、女性が活躍していく社会ですし、女性の方が勤勉で細かいところにも気がつきますので、女性を増やしていきたいと思っています。
また、社会の変化は早いので、常に敏感にアンテナを立ててキャッチし続けていきたいですね。クライアントもそれによって変化していきますが、無頓着になっていると良いサービスにつながりません。世の中の需要に応えたサービスを提供していかないといけないと考えています。
そのために、生半可ではない専門家集団と一緒に仕事をしていきたいですね。

最後にメッセージをいただけますか。

税金というものはなくならないですし、自信と努力があれば進むことはできると思います。資格取得後も自己研鑽を怠らずに、信頼できる人間であるかが重要ですのでそのように仕事をしてもらいたいと思います。

「税理士法人 森谷会計事務所」を詳しく知りたい方はこちら
http://www.moriya-kaikei.net/