代表社員 税理士 北村 光宏
2000年に中央大学卒業後、大手ガス器具会社での販売営業、中堅税理士法人を経て、ガルベラ・パートナーズ代表社員に就任。
早速ではありますが、士業を目指したきっかけを教えてください。
大学卒業後、大手ガス器具会社で営業に従事しており、弁理士と一緒にお客様先に出向き、弁理士という役割と業務について広めることを行っていました。その際に、士業という職に興味を持って勉強をし始めたのです。
当時25歳でしたが、そのタイミングで自分でも取得できる資格を調べ、税理士以外にも、弁護士や会計士、社労士、司法書士を検討しました。
メーカーで大手企業の場合、会社のネームバリューで売れますし、会社に守られているということがあったかもしれませんが、自分の力で何かを成し遂げお金を稼ぐということに魅力を感じ、独立を決めました。同時に、今の税理士法人にご縁をいただき、前代表から引き継がせていただくことになりました。
参画されてから、苦労されたことはありますか?
実は、前代表から引き継ぐタイミングでスタッフのほとんどが辞めてしまったのです。そのため、働いてくれる人たちと一緒に頑張っていこうというモチベートを高めていくことには苦労しましたね。
だからこそ、スタッフとのリレーション構築や考え方を尊重することなど、大切にしていきたいと考えました。その考え方を少しずつ変えて、楽しく元気にやっていこうと思っています。例えば、日曜日に「明日から仕事行くの嫌だな」と思うのではなく、「休みでリフレッシュしたから月曜日から頑張ろう」と思ってもらえるような事務所にしたいと思い、代表としてスタッフの上に立つというよりも、スタッフと同じ目線に立って考えることを心がけています。
サポート内容として、どのようなことを強みとしているのでしょうか?
海外拠点がありますので、国際税務を柱にしていく予定です。それ以外にも組織再編や事業承継など、北海道から沖縄まで全国的に案件がありますので、お客様とコミュニケーションを密にとりながらサポートしております。
税理士は専門家ではありますが、税理士である前に社会人であることを意識するよう、スタッフにも伝えています。常識をもって接することを大前提とし、その次に知識が活きてくると思いますので、常識とコミュニケーションを磨くようにしています。
お客様との契約が切れた時はコミュニケーションが途切れた時だと思っていますので、8、9割方は経営や趣味などの雑談をし、お客様に長くご商売をしていただきたいと思っています。
また、ご縁がどこにあるか分かりませんし、信頼関係が生まれることもあると思いますので、夜中からお会いすることもありますし、どのようなお誘いも断らないようにしています。
今後、目指していることはありますか?
グループ全体で100名規模の会社にしていきたいですね。税理士法人としては福岡拠点の立ち上げをしています。海外にも展開していますので、連携のしやすさや領域拡大においては、福岡拠点が必要となるのです。
サービスとしては、税務だけでなく、事業承継や再編などコンサルティング領域など幅広く対応していきたいです。税務申告や記帳代行はすでに価格競争になっており、プラスアルファで提供していかないとなりませんので、強い税理士であり続けたいです。
だから、責任をもってやりたいという人が向いていると思いますので、独立心のある人と一緒に仕事をしていきたいですね。
最後に、メッセージをいただけますか。
税理士業は、経営者と接することでビジョンも経営についても共有できる仕事ですので、人生を共にできるような楽しい仕事です。
税理士という立場ですので、様々な相談もして下さりますし、こんなに人生に寄り添える仕事はないと思っているので、他士業ではなく税理士でよかったと思っています。
経営者は本気で考え経営をしていますので、今後税理士を目指す方にも、経営感覚を常にもって仕事をしてほしいと思います。
「税理士法人 ガルベラ・パートナーズ」を詳しく知りたい方はこちら
https://gerbera.co.jp/