鈴木宏昌税理士事務所
代表税理士 鈴木 宏昌

北海道生まれ。大学卒業後、札幌の税理士法人に就職。
2006年に税理士試験に合格し、2007年に税理士登録。
2009年に大手監査法人系の税理士法人へ就職。
2014年2月に鈴木宏昌税理士事務所を開業。

早速ではありますが、士業を目指されたきっかけを教えてください。

高校時代に、早い段階で大学に推薦合格しましたので、卒業までの期間、自分の時間が多くもてることがありました。その際に、資格の本などを読んでいて「このような資格があるのか」ということを知り、簿記なども役に立つのではないかと考え、勉強を始めたことがきっかけとなりました。
高校までの5科目はなかなか頭に入らず、何のために勉強するのか考えたこともあったのですが、簿記の勉強を始めたことがきっかけとなり、税理士試験に申し込んでいました。
これも運命だなと思ったのですが、税理士記念日が2月23日で、私自身の誕生日も昭和56年2月23日。そして税理士試験に合格したのも第56回の税理士試験だったので、これは、税理士の道しかないといわれているような気がしましたね。

その当時は、独立することは考えていたのでしょうか?

学生時代には、独立するということは考えていなかったですが、手に職をつけたかったという想いはありました。
箔をつけるためにBig4会計事務所に行きたかったのですが、私が過ごした札幌にはなかったため東京へ出てきて就職をしました。その後、独立しながらアシスタントとして勤めることができる会計事務所に出会えたことがきっかけで、独立に踏み切ることができました。

これまでの経営において、苦労されたことはありますか?

1年目には、週4日他の会計事務所を手伝っており、お客様も増えずに苦労しましたね。
それからは、ホームページも自分でつくり、コンテンツの内容や動線を工夫することで、1000ページ目を超えたあたりからは効果がみえ始めましたね。
貿易やネットビジネス系に特化していますので、Webマーケティングも強化しました。

貿易やネットビジネスに関わることを得意とされているのですね。

輸出企業の還付に関しては、今までも多く対応してきました。輸出はBtoBの取引が多かったですが、ebay(イーベイ)など個人間取引も増えましたので、消費税の輸出還付の依頼が増えている状況です。
貿易にまつわることは、他の事務所が特化していないことが多かったため、独学で学び対応していきました。
また、ITリテラシーが高いことを強みとしていますので、お客様がIT用語を説明しなくても話のキャッチアップができること、またメール、チャットは即レスポンスを心がけています。
年齢が近いお客様からは、人生相談などをしていただくことも多いです。

今後、どのようなことを目指されていますか?

そうですね、「過去のIfを考えるのではなく、未来のIfを考えた方が良い」というのを以前何かの本で見かけたのですが、個人としては、過去を後悔しても無駄だと思いますので、先のことを考える生き方をしていきたいと思っています。
税理士の仕事は、自分で付加価値をつけることができ、お金をいただいて心から「ありがとう」と感謝をいただける素晴らしいお仕事だと思っています。
そのため、今後一緒に働くとすると、主体性がある方と一緒に働いていきたいですね。私自身も、サラリーマン時代には主体性がまったくなく、言われたことだけをやっていたのですが、独立するとやはり変わるので、そういった人がいいですね。

最後に、メッセージをいただけますか。

税理士は手に職をつけることができ、安心にもつながることは大きいと思っています。
AIなどで仕事がなくなると言われることも多いですが、ロボットやAIに対応できない仕事はまだまだありますので、税理士業界はこの先も残ると思っていますし、自信をもって目指していただきたいと思います。

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