株式会社イクコイメージインターナショナル
代表取締役 市川 育子

イメージコンサルタントとして、養成のラインセンスを取得。主にパーソナルカラーの活動とIKUKO化粧品の企画運営を行う。
1998年に株式会社イクコイメージインターナショナルを設立。

早速ではありますが、起業した背景を教えていただけますか。

もともと、自分がメイクアップのコンサルティングを受けて、肌悩みなども解決して、同じように思っている方々を変えたいと思ったことが大きなきっかけです。下向きに考えていることが無駄なエネルギーだと思いましたので、その人を変えようと思った時に、それらを解決することが日本にはなかったのです。
その後、ニューヨークを訪れた際に古本屋で探したら、イメージコンサルタントの会社があることを知り、そのまま留学を決め、現地でイメージコンサルタントの資格を取得し、スクール事業を立ち上げました。

それらを日本でも広めていったのですね。

そうですね。「人を変える」要因となる3要素として、マインド・性格・外見があります。
ライフスタイルが変われば外見も変わりますし、肌が綺麗な方は第一印象が高いと思いますので、日本人にあった素材を使い、トータルビューティーを訴求しながら、このイメージコンサルタントのシステムを日本に統合させた、トータルイクコビューティーを立ち上げました。

「イメージコンサルタント」が、お客様を変える一つの強みとなっているのですね。

はい、私たちが一番こだわっているのは、「イメージコンサルタント」ですので、技術だけではなくマインド含め、セラピストとして育て、全てのサロンにイメージコンサルタントがいることが強みとなります。
技術だけが優れているエステティシャンではなく、販売やサロンワークもできるコンサルタントを1年間かけて教育しています。その教育が力となり、達成感があると言われています。
心の中を大切にしていますので、それがお客様へも伝わっていると思います。そういったセラピストを育てています。
また、バブル時代を経て30年弱の歴史があり、昔と現代の美容をどちらも知っていますので、ここまで続く歴史があることも強みとなっていると思います。

そのような歴史がある中で、今まで危機となる時期などはありましたか?

何事も危機と思うことがなく、チャンスだと思っています。
危機だったとしても、私自身が悪かったと思い、それらを修復するチャンスと捉えているから、今も生き残って経営し続けられているのだと思います。
窮地と思うか、チャンスと捉えるか。仕事をする上で、動機付けは必要だということはスタッフにも伝えています。
ビジネスは左右されがちですが、修復できないことはやる必要はないですし、そうでないことは現実的な範囲で、着実に進める必要があると思っています。

今後、目標としていることはありますか?

「イメージコンサルタント」の軸はぶれませんので、人のイメージを変えられる人を増やしたいと思っています。トータルビューティーでイメージコンサルタントが付いているサロンはあまりないので、何でもできるマルチエステティシャンを育て、増やしていきたいですね。
また、従業員を増やすだけでなく、オリンピックやインバウンドを見据え、英会話のできる人を増やしていきたいと考えています。

一緒に働いていきたい方は、どのような方でしょうか?

素直で明るく、精神的にも体力的にもタフな方。あと、根性がある方。
後ろを向く時間はありませんので、前しか向いてなくて良いと思っています。反省することも必要ですが、あまり時間をかけ過ぎない人ですね。
一緒に働く側もお客様も、モノの見方が明るい人のそばにいたいと思うと思いますので。

最後に、メッセージをいただけますか。

女性が独立することは、ある意味、堅実なビジョンを持ち、それを理解する方々の協力も必要となると思っています。
プライベートの部分で、明るく生活できるような自分でいられる事に努力していれば、必ずや前進でき独立まで成功してたどり着く近道になりますし、また若いうちから自分の情熱が持てるものを見つけ、やりたいことをやれば良いと思っています。
迷っているくらいであれば、やった方がいいですね。
私自身、若い人や女性が力をもつような美容業界に変えていきたいと思っていますので、トータルビューティーのエステティックを提供し続けていきます。

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http://ikukoimage-int.co.jp/index.html