代表取締役会長CEO 梅村 真行
福岡県生まれ。大学卒業後、単身でアメリカへ行き、米国の大学院でホテル経営を学ぶ。
その後、海外の旅行会社でのインターシップを経て帰国後、ホテル業界や不動産開発にたずさわり、2007年に株式会社グローバルゲイツを設立。
早速ではありますが、設立経緯を教えていただけますか。
日本の商品やサービス(Made in Japan)を世界へ売っていくという長年の思いがきっかけで42歳の時に会社を設立しました。
グローバルゲイツ(Global Gates)とは「世界につながる日本の窓口」という意味で
原点は22歳の時から渡米して、その後海外の37か国100都市を訪問して多くの経験を積んできたことが現在の会社設立や仕事につながっていると思います。
当時は、どのような事業展開を考えていたのでしょうか?
人と地球環境にやさしい商材のみを取扱うという、現在の基本方針とおなじ総合商社を目指しておりました。
当時、まだ商品化されていない「LED照明器具」の日本でのニーズを知り、世界中を探しまわり、お隣の国、韓国企業に製造を委託してもらいました。それが世界初の蛍光灯LED照明器具でした。
それから、現在の事業に展開されていったのでしょうか?
そうですね。LED照明器具販売事業の主なクライアント様がビルメンテナンス企業が多かったのですが、そのひとつの企業様より業績不振でホテルの清掃事業を引受けてくれないかとお声掛けいただきました。私も昔はホテルマンに従事していたこともありましたので、何かのご縁と思い引き受けさせて頂きました。
とても大変な仕事でしたが必要不可欠で誰かがやらなければならないことだと気付き、このビジネスを始めました。
貴社ならではの取り組みや強みなどはありますか?
当社の会社組織は日本人中心の組織ではなく、外国人も同等に働きやすい組織になっています。
また、ホテルの客室清掃だけではなくホテルハウスキーピングマネジメント業務全般(リネンや冷蔵庫などの在庫管理や、ホテルの物品納品、設計段階からのバックヤードの図面提案)などもしていますので、清掃を担っている我々だから分かる色んなことをホテル側へご提案ができることが強みだと考えています。
ホテル施設の管理に関しても、通常の設備管理にプラスで省エネの具体的な提案が出来ます。また弊社はもともとが総合商社なので洗剤や客室内の備品(エアコン、空気清浄機、テレビ、冷蔵庫、アイロン、目覚まし時計)なども低価格で卸事が出来ます。
今年からは建築図面をDIM化にしてそのデータを基に設備管理をすることをスタートしています。
今後、目指していることはありますか?
日本及び世界一のホテルハウスキーピングマネジメント及び設備管理会社を目指していきたいです。
接客サービスについては弊社が請負ったホテル様の社員と同等の接客レベルになって同化することを目標としております。ラグジュアリーホテル、リゾートホテル、民泊や旅館などそれぞれ特徴も異なりますので、ホテル一つとっても奥が深く、トレーディング事業部(商品)、ファシリティーマネジメント(サービス品質)、ITマーケティング(IOTの効率化)など3つの軸でより強化していきます。
また来年度から本格的に海外展開を検討しており、今後の展開としては韓国、シンガポール、香港、台湾、ミヤンマー、モンゴル、ハワイ、ロサンゼルス、ニューヨーク、キプロス、パリ、ロンドン、ドバイ、ナポリ、キューバなどを検討しております。
それらのことを実現していくために、どのような方と働いていきたいですか?
無から有をつくることに試行錯誤ができ、自分から行動できるゼロイチ人間ですね。
また、世界レベルのハウスキーピングマネジメントを海外でしっかりと展開が出来る
グローバルな視野を持った方と一緒に働いていきたいです。
私は日本の清掃技術や清掃に対する姿勢や考え方などは世界で十分通用するサービスだと思っております。清掃で世界展開を目指してもいいのでは。
「株式会社グローバルゲイツ」を詳しく知りたい方はこちら
http://www.g-gates.com/