株式会社SOTO CFO
代表取締役 村瀬 功
アウトドアビジネス業界に特化し、社内にCFO(最高財務責任者)がいない中小企業・ベンチャー企業に対して、社外の立場からCFOの機能を担う、アウトドアビジネス専門の社外CFOとして、2021年に株式会社SOTO CFOを設立。
経歴について教えていただけますか?
キャリアのスタートは公認会計士として監査法人に8年程勤めました。その後、会計のプロフェッショナルになるよりも企業経営に興味を持ち、2012年に株式会社AGSコンサルティングに入社し、約2年半主に企業再生コンサルティングに従事しました。2014年にスキー場運営会社の株式会社マックアースに入社し、IPOを目指して邁進したものの、2016年に「50年に1度」と言われた大暖冬により大きな影響を受け、その後の企業再生は取締役CFOとして経営の立て直しに注力しました。そして、2020年宿泊施設運営会社の株式会社R.project、キャンプ場運営会社の株式会社Recampの取締役CFOとして1年半務めた後、2021年に株式会社SOTO CFOを設立しました。
今はどういった事業を行っているんですか?
現在は、アウトドアビジネスをやっている中小企業向けに、社外CFOとしての役割を担う仕事をはじめとし、経営や財務面を中心とした様々な支援事業を行っています。私自身、CFOの経験があり、多くの会社のCFOとしてお役に立ちたいという想いで独立しました。実際、支援する企業規模に関しても大きな決まりはなく、アウトドア業界に貢献出来るのであれば、ぜひ様々な取り組みを行っていきたいですね。
アウトドアビジネス業界に特化した理由を教えてください
私は、公認会計士とCFOの経験があるので、業界にこだわらず支援する事は可能です。しかし、せっかく携わるなら心から貢献したいと思える事業が良いと思い、元々アウトドア好きということもあり、アウトドア業界のCFO経験を活かしつつ、この業界に特化した支援をしようと決意しました。行っていることとしては、クライアントのニーズもあり、CFOとしての役割から資金調達サポートなど幅広く行っています。
今後の展開についてお聞かせください
日頃アウトドアや屋外スポーツをする中で、天候や天気はすごく重要でした。以前スキー業界で働いていた際に、雪が降らず売上が落ち込むという歯がゆい経験をした事から、天候や気象とも向き合っていけるような事業がしたいと思っています。他にも、アウトドア業界の方々との繋がりを増やし、人脈もさらに広げこの業界を盛り上げて行きたいです。
これから起業を考えている人や若者に向けたメッセージをお願いします
日頃から、自分の実力や市場価値を高めておけば、思い切って起業にも踏み切ることが出来るんじゃないかと思います。万が一、起業に失敗したとしても、別の仕事や元の仕事に軌道修正することができること。その為にも、起業をする時に大きな事をしようとするのではなく、毎日今の自分を1つずつでも成長させて行く事が何よりも重要だと私は思います。
「株式会社SOTO CFO 」を詳しく知りたい方はこちら
https://sotocfo.co.jp/