代表 村井 隆紘
慶應大学経済学部在学中に起業なども経験し、公認会計士試験に合格。
卒業後、大手監査法人に就職。米国公認会計士の資格も取得し、金融部・国際金融グループにて大手金融機関を担当。
その後、大手都市銀行へ転職し、VC業務やベンチャー企業の支援、融資などを担当。
ベンチャー企業の支援をする中で、クラウドサービスの可能性を感じ、クラウド会計を専門とするユアクラウド会計事務所を開業。
早速ではありますが、会計士を目指されたきっかけを教えてください。
父親が経営をしておりましたので、新しいものを生み出し、新しい価値を提供することで自分の頑張りがダイレクトに返ってくることに興味があり、学生時代から将来会社をつくりたいと思っていました。
大学在学中にITに興味を持ち、実際に会社も立ち上げて、ビジネスコンテストなどでも評価をもらっていたのですが、知識もなかったのでその会社自体は清算し、公認会計士の資格を勉強して取得しました。
それから、なぜ会計事務所として独立に至ったのでしょうか?
監査法人を経て金融機関でベンチャー企業の支援をしていたことや、私自身が会社を設立した時に、税務周りのことに苦労したことがきかっけです。
税理士と毎月会っていたのですが、正直面倒に感じていたことや、直接売上につながらないことばかりでしたので、不便だと思っていました。
Fintech事業が伸びていることも知っていましたので、最新のITを駆使して企業を支援する、クラウド会計に特化した事務所を設立しました。
これまでに苦労されたことなどはありますか?
好きなことだけをしているので、今の仕事に関して苦労だと思ったことはありませんが、事業の課題はいくつかあります。
クラウド会計やオンラインでの会計税務支援を必要としているお客様は、当初の想定以上に多くいるようで、集客面での課題は全くありません。
一方で、当初想定していた以上のスピードでお客様が増えていることから、オペレーションが上手く回っていない箇所があり、当社自身の事務処理能力の向上や、人材の確保や育成が課題となっています。
それだけのお客様に利用いただけている秘訣は、どのようなところにあるのでしょうか?
ITのツールを活用することで無駄を省き、必要なサービスを提供していることにあると思います。クラウド会計を強みとしていますので、やりとりはすべてオンラインにして、マニュアルも整備しています。
お客様と直接お会いすることで新たな発見もあるかと思いますが、私自身が経営者時代に感じていたように、それらを必要としていない会社もあるのが現状です。
そのため、オンラインに特化することで、バックオフィス業務に時間をかけず、必要最低限の時間とコストでサポートしています。その他にも、必要な情報をメールやチャットを使って提供していますので、お客様の要望に沿った形で、必要な時に必要な情報を届けています。
今後、目指していることはありますか?
クラウド会計を、より多くのお客様に利用していただきたいと考えています。
お客様から求められることで効率化できることはたくさんあると思いますので、そのために我々が改善の質を高めることで、お客様が必要としているサービスを考え提供していきたいですね。
売上をあげることは我々ではなく経営者ですので、本業に割いてもらえるように、バックオフィス業務の無駄を省き効率化することを徹底的にご支援していきたいです。
それらの実現のために、どのような方と一緒に働いていきたいですか?
新しい事業や分野に興味を持ち、挑戦していきたいと思える方ですね。また、お客様の事業の挑戦にチャレンジしたいという、若くて積極的な方と一緒に働いていきたいです。
最後に士業やこの業界での就職を目指している方にメッセージをいただけますか。
士業の仕事は、お客様のご支援が基本となっていて、完全なるサービス業だと思います。
お客様が何を求めているかを考え、サービスを提供することは地味な仕事でもありますが、裏方として真摯に勉強をすることが必要となります。
その先に、お客様からいただく喜びが自分自身の成功につながり、やりがいのある仕事だと思いますので、是非頑張ってほしいと思います。
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http://ur-cloud.jp/