株式会社アストリション
代表取締役 盛岡 良行

1990年生まれ。福井県坂井市出身。
管理栄養士の資格を取得後は食品メーカーとフィットネスクラブを兼務し、これまで600人以上のお客様やBCリーグ「福井ミラクルエレファンツ」の選手にボディメイクの栄養サポートを行う。
2016年よりスポーツ専門の管理栄養士として活動し、部活動等での栄養セミナーや、子ども用プロテインの開発販売を行っている。

起業を決意したきっかけは?

スポーツジムでトレーナーをしていたときに、運動しても食事で痩せられない人や、食事を摂らず不健康なダイエットをする人が多いことに課題を感じ、スポーツ栄養学の重要性を再認識しました。
そこで、健康的にダイエットができるノウハウを普及して、社会に役立てていきたいという思いが強くなり、起業を考えました。
その当時は、ちょうど福井国体によりスポーツが盛り上がっていたこともあり、タイミングを逃さないように国体が始まる前に起業を決意しました。

現在、取り組んでいる事業についてお聞かせください。

現在は子ども用向け栄養食品の「ジュニアプロテイン」や「スクスクダイズ」の開発販売に力をいれています。
理由としては、部活動やスポーツ少年団のセミナーで、子どもの栄養や食育に関する悩みを抱える親御さんが多かったからです。
自分のこと以上に子どもが口にするものは親御さんも気を使うので、無添加で素材にこだわったものを開発しました。
スクスクダイズに関しては地元福井の「里のほほえみ」という良質な大豆を使用しており、結果的に地元へ貢献できたことを嬉しく思います。

起業してからどのようなことに苦労しましたか?

当時、スポーツ栄養士として生計を立てている人は全国的にも少なく、そんな中でさらに人口の少ない福井県で、アスリートのサポートやチーム向けのセミナーなど「スポーツ栄養」に関する仕事だけでは十分な収入を得ることができませんでした。
創業後約1年半は、トレーニング指導やメタボの方向けの保健指導など、取引先からの業務委託の仕事が多く、副業を掛け持ちしているような状況でした。
会社として事業の収益化が全くできておらず、今思い返すと無謀な挑戦だったなと思います。

今後の事業展開についてお聞かせください。

日本国内において、既存商品のシェアをまだまだ伸ばせると思っています。
市場では大手企業が大きなシェアを占めていますが、ニッチな大豆を使った栄養補助食品というカテゴリを広げていきたいと考えています。
また、当社のジュニアプロテインは現在業界3位ですが、大手企業ができない直販に力を入れることで、シェアを逆転したいと考えています。
同時に、海外市場の開拓も視野に入れています。
例えば、カルシウムや鉄分などの栄養を摂取できる、ある大手企業の商品は世界30カ国で販売されています。
子どもの栄養と食育の悩みは、国や地域にとらわれない普遍的なものなので、世界共通のニーズだと思います。
当社のプロテインで世界の子どもたちの成長を支えていけるのであれば、この上ない幸せです。

最後に、若手起業家や起業を志す方へのメッセージをお願いします。

今振り返ると、26歳で起業にチャレンジしたことは良かったと思っています。
しんどいと思うときも多くありましたが、会社員に戻りたいと思ったことは一度もありません。
一生懸命にチャレンジしているからこそ、上手くいってもいかなくても、後悔することは今後も一生ないと断言できます。
悩んでいる方は、迷わずチャレンジしてほしいと切に願っています。

「株式会社アストリション」を詳しく知りたい方はこちら
https://athtrition.com/