株式会社フェリーチェ
代表取締役 大森 真

大阪府出身。アパレル会社、不動産会社、経営コンサルティング会社を経て2012年8月、株式会社フェリーチェを設立。
同年9月、沖縄県那覇市に「ホテルストーク」を開業。独自のマーケティング・ITリテラシー・デザインによりリブランドを次々に成功させてきた。
2017年に初の東京進出を果たし、現在「ストーク」「リリーフ」「リリーフプレミアム」「ホテルフェリーチェ」の7店舗を展開中。

大森社長は異業種からホテル業にたずさわるようになったと伺いました。どのようなきっかけがあったのでしょうか?

私は、もともとコンサルティング会社に勤めており、お客様に対して資産管理など行っていました。当時のお客様から、「不動産としてホテルを購入したが、運営の仕方が分からない」というご相談をいただきまして、最初は運営会社を探していたのですが、長年のお付き合いで信頼してくださっていたこともあり、私自身に運営のご依頼をいただいたことが大きなきっかけです。
同時に、私自身が出張で海外に行くことが多く、宿泊したホテルにいろいろと不便を感じることがありました。その時、「もし自分がホテルを経営するとしたら、通信環境やデザインも良く、使いやすいホテルにしよう」と考えていたことももう一つのきっかけです。

開業時や今までに、苦労されたことはありますか?

人員もそろわない、運営の仕方も分からない状態で、開業時は苦労しましたね。本来数十名で運営すべきところ7名程で対応していましたので、それは大変でした。
そのような中、世界ではスタンダードなのに当時の沖縄のホテルがあまり力を入れていなかった、ウェブ・セールスマーケティングやSEO対策、ウェブマーケティングからのレベニューマネジメントを積極的に取り入れました。
目標を明確にして、当たり前のことをきちんと行っていったことで、事業を好転できたと思っています。

どのような点が、貴社の強みとなりますか?

当社は、私をはじめとして異業種からの転職者が多いことが特色です。様々な業界で培ったノウハウをコンサルティングや家具作りなどに活かしていますし、不動産業のお客様や金融系企業を通じて、サポートしていただいている投資家様も多くいます。
当社は、日本国内において日本法人で唯一セントラルグループと提携していますので、世界中の情報がいち早く取得できます。ビジネスの可能性をさまざまに展開していける点も他にはない強みとなっています。

設備面などで、こだわっていることはありますか?

我々はデザイナーズビジネスホテルとして、「リリーフ」、「プレミアム」、「フェリーチェ」など、時代やニーズに呼応したホテルを展開しています。
2017年に東京にオープンした、リリーフプレミアムブランドは、女性をメインターゲットとし、体とココロが喜ぶウェルネスをテーマとしたホテルです。天然由来のコスメの採用や新月の日に朝ヨガを実施するなど、泊まって元気にキレイになれるコンテンツを用意しています。
これらのことも、宿泊していただくことに対してより良い気持ちになって帰っていただきたい、そしてまたご利用いただきたいという想いから提供しています。

今後、目指していることを教えて下さい。

2027年までに国内外問わず30棟のホテル運営を目標としています。海外進出先は、日本人の出張者が多い国、タイを中心としたアジア諸国を視野に入れています。また、セントラルグループが進出しているベトナムなども有力です。
社会貢献していくためにきちんと安定経営を行い、50年、100年と続く企業をつくっていきたいと考えています。
健全的な経営を行うことでお客様や取引先に安心していただけ、それらが自分たち従業員の幸せにつながると確信しています。

今後、より一層拡大していくために、どのような方と一緒に働いていきたいですか?

安定の中に入って満足するのではなく、この会社で自ら努力して可能性を開花させたいと思っている方ですね。ホテル事業だけでなく新規事業など仕事の幅は広いので、希望や夢を実現しやすいと思っています。
一緒に働く仲間が、働くことに喜びを感じることが大切です。新人社員であっても責任を持ちMBO(目標管理)を確実に実行できるように教育し、自ら福を創造し世界に伝播するという「廣福(こうふく)」の理念を、しっかりとホスピタリティにつなげていきます。

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http://felice.okinawa/