株式会社サーチライフ
代表取締役社長 山中 仁史

日本大学芸術学部卒業。
広告代理店での営業を経て、株式会社エキサイトへ入社。
その後、マイクロソフト株式会社、オーバーチュア株式会社(現ヤフー株式会社)へ入社。
2006年、株式会社オプトへ入社し、広告代理カンパニープレジデント就任。
2009年、株式会社サーチライフ設立。代表取締役社長就任。
※サーチライフは、Web・デジタルマーケティング事業(広告運用・教育)を通じ、企業のデジタルシフトを支援しています。

早速ですが、創業に至った背景を教えて下さい。

オプトに入る前にオーバーチュアに参画し、営業チームを統括して検索連動型広告を販売していたのですが、あらゆる日本企業が利用できる商品にもかかわらず、管理に「手間」がかかることが課題になっていました。その結果、中小企業やECを事業化していない企業には浸透せず、使ってもらえたのはネットリテラシーが高い企業ばかりでした。
検索連動型広告は規模を問わず、もっと多くの企業に活用してもらえるのではないかという思いが募り、その「手間」というボトルネックを補うためにサーチライフを設立しました。

山中社長は、もともと起業したいという思いはあったのでしょうか?

私の生まれは栃木県で、父親が経営者をしていました。幼い頃からその背中を見てきたので、自分もいつかは起業したいという思いを持っていましたね。
私がWeb業界に転身した当時は、まだインターネットが満足に普及していない地方企業も多く、情報弱者でもありました。その頃には「事業の支えになる情報を地方・中小企業にも届けたい」という思いがより具体化し、大きくなっていきましたね。

社長になられて、大きな変化はありましたか?

そうですね。私にとって社長業は一からの出直しでしたので、取り巻く環境は大きく変わりました。
もともと外資系企業でマネジメント職をしていたので、出張の時はだいたいビジネスクラスですし、オフィスは全体的にラグジュアリーな空間でした。一方、起業した当時は会議室を改装した小部屋でスタートし、取引先となったかつての部下にも頭を下げて仕事を取りに行っていました。ストイックでしたし、想像以上に孤独でしたね。
今思い返しても、起業は色々なものを捨てた一からのチャレンジでしたが、サーチライフは私にとって仕事をするという本質を見出した場所です。勿論まだまだ成長途中ではありますが、やる気の漲る社員に囲まれ、共に成長し、挑戦できることはこの上ない喜びです。

創業してから現在までで、会社の危機などはありましたか?

サービスレベルがかみ合わなくなり、顧客が半減したことがありました。
比較的低予算だった広告主の運用代行を数多く行なっていた際に、より生産性を上げないと利益が上がらない状況だったため、成果は維持しつつもサービスレベルを簡素化させようとしたことがあるのです。これに対して、大手取引先だった代理店側からも厳しいご指摘をいただき、結果的に多くの顧客を失う状況になってしまいました。

それは大変な状況ですね。どのように向き合ったのでしょうか?

改めて広告代理店の課題を自分自身が理解すること、そして検索連動型広告の本質を顧客にも理解してもらう必要性を感じ、全国の客先へ行脚し、勉強会を始めます。
この広告代理店向けの勉強会を通じて「企業の持つ本質的な課題が何なのか」をシンプルに考えるようになったことが、会社の危機を乗り越えるきっかけになりました。例えば、多くの広告代理店が持つ“リソース不足“という課題の本質は、単純な人手不足だけではなく“ノウハウがないこと”である、といった風に分解できます。
こういった多数の発想の転換から、教育支援事業の立ち上げが具体的になり、サーチライフはこれまでのインターネット広告運用代行事業に加え、教育という形でも企業を支援していく体制となりました。
今では、人材育成サービス『ジッセン!」は900社以上にご利用いただくサービスへと成長しています。

山中社長のお人柄からか、一緒に働く方々や社内も温かい雰囲気が想像できますが、
どのような方と一緒に働いていきたいですか?

サーチライフの社員は、ありがたいことに、お客さんからも「いい人だよね」と言われることが本当に多いんです。「いい人」という表現は漠然としていますが、お客様としっかり向き合って逃げ出さないことをご評価いただいているのかも知れません。手前味噌ですが、真面目で向上心がある人材が集まっていますね。
採用面接時にも、面接というよりも雑談をするように心がけています。「週末は何しているの?」とか、「こういう時どうする?」といった質問をあえて投げかけ、そこで出る人間味のある回答を見ていますね。
過去の面接で、「逆に何か質問してください」と問いかけたら、「腕相撲して下さい!」とお願いされたことがありました(笑)。非常にユニークで今でも印象深いですが、その彼が今の教育支援部の部長を務めています。
面接はお見合いであり、人間性をお互いに理解する場だと思っています。

そのような方々と今後はどのようなことに取り組んでいきたいと考えていますか?

サーチライフは「成長意欲の高い企業のデジタルシフトを支援したい」と考えています。
我々が考える成長意欲の高い企業とは、デジタルを使って成長したいと望んでいる企業ですね。デジタルマーケティングを使いこなせてはいないが、自社のサービスを伸ばしていこうと思っている経営者は、今なお日本中にいます。
それらの企業にデジタルマーケティングを理解してもらい、実際に活用して、結果としてビジネスを成長させ続けて欲しいと考えています。成長されていく過程で(もちろん継続的な支援をし続けることは可能ですが)たとえ卒業されて我々の支援が不要になったとしても、それも幸せだと思っています。
高い成長意欲を持った企業を支援していくために、我々が今後取り組んでいくこととしては、教育支援と広告運用の事業強化です。ネットメディアとの連携や人材、働き方を含めた体制強化を初め、詳細は企業秘密になってしまいますが効率的で効果的な分りやすい教材、商品の開発を進めています。

「株式会社サーチライフ」を詳しく知りたい方はこちら
http://www.searchlife.co.jp/