株式会社ハッピースマイル
代表取締役社⾧兼CEO 佐藤 堅一

1979年 新潟県新潟市生まれ
1998年 陸上自衛隊入隊
2008年 個人事業としてハッピースマイルを創業
2012年4月2日に株式会社ハッピースマイルを設立
日本で初めての写真代行販売サービスを発案し、2016年から7年連続「ベストベンチャー100」に選出される

陸上自衛官から写真業界に飛び込んだきっかけは?

「困りごとを解決して、ありがとうのシャワーを浴びたい」という想いから、災害派遣で命を救う陸上自衛官に憧れて、高校卒業後に入隊しました。
しかし、活躍するために災害を待つことに疑問を感じ、「もっと身近なありがとうを言われる仕事をしたい」という気持ちが強くなりました。当時、デジタルカメラの流行を受けて、写真撮影に興味を持ち独学で学んでいた頃、撮影した写真を仲間の自衛官に渡した際に「ありがとう」と喜ばれたのがきっかけで、本格的にプロカメラマンになることを決意しました。

写真代行販売事業、とても画期的なサービスですね!詳しくお聞かせください。

「写真が欲しい方へインターネットを使って、当社が撮影者の代わりに代行で販売するサービス」です。メインターゲットは全国の保育園・幼稚園で、保育士が撮影した写真をインターネットで展示・販売し、現像・仕分け・発送・代金回収まですべて当社で行い、利用料も一切かからず保育士の手間とコストを削減できる、日本初の写真代行販売システムです。
現在は保育園のみならず、スポーツ系の出版社と提携してプロカメラマンが撮影した写真を販売したり、プロスポーツチームの選手やアイドルの写真、劇団の舞台写真など幅広いジャンルでご利用いただいています。

事業を立ち上げるにあたってどのような苦労がありましたか?

サービスを始めた2009年当初はガラケーが主流の時代で、インターネット上で写真を閲覧するのにパケット通信料が壁になり、なかなかサービスを広げることが出来ずにいました。
架電しても、得体のしれないサービスだと思われ断られてしまったり、当時はまだサービスが「世の中の波」に合っておらず、営業にはとても苦労しました。その後、スマホの普及とともに次第に問い合わせ件数も増え、今ではオンラインサービスが当たり前の時代となり、当社のサービスも右肩上がりで成長しています。

ぜひ、今後の歩みについてもお聞かせください。

「写真を撮影する人が、写真を欲しい人に販売できるツール」として、更にサービスを拡大していきたいと考えています。写真を撮影し販売するということは、日本だけでなく世界共通です。なので、国内のみにとどまらず、海外展開も視野に入れており、世界中で当社のプラットフォームを利用し、撮影した写真を欲しい方に届けられるよう、サービスを広げていきたいです。

最後に、若手起業家や起業を考える方へ向けてメッセージをお願いします!

私は「事業を展開するにあたってのフィールド」を地球規模で考えていて、日本制覇をゴールとしない大きな規模での事業展開に取り組んでいます。事業展開において、経営者の考える規模が会社・サービスの規模を決めると考えます。
「自分がどうしたいか」のイメージによって、「考える規模」を変えていくのが大事だと思っております。

「株式会社ハッピースマイル」を詳しく知りたい方はこちら
https://happysmile-inc.jp/