加藤建設株式会社
代表取締役社長 村上仁志

1985年生まれ。東京都出身。キックボクシングや様々なスポーツを通して、鍛えられた精神はこんにちの糧に。14年間、警視庁の警察官。新宿歌舞伎町交番、特殊訓練、本部No.課刑事など第一線で活躍。2018年、義理の父(現会長)と奥様の依頼により加藤建設株式会社に入社。2021年、代表取締役社長就任(3代目)。

青空が見えない世界から大自然の秋田へ、空の広さに感動

私が、警察官として職責を全うしていた中、10年前に妻と出会い結婚。その後は、日夜都民の安全と家族を守り続ける日々でした。ところが、6年前に義理の父から話があると相談されたのが「加藤建設へ入社してもらえないか」でした。直ぐにお断りしました。その後、妻からも頼まれ正直、葛藤もありましたが、これも運命と思い決断。
2018年に秋田県に移住したときにはコンクリートジャングルの東京での生活ではあり得ない、山間から朝日が昇る光景と広がる青空に自身を重ね、私のモットー「やるからには全力で!」を全面に押し出し、社員と共に会社を、不寛容な秋田を変えようとやる気に満ちた船出でした。
心の中では、妻を逮捕したのに(気持ち的に)、逆に逮捕されてしまったと思いました(笑)。

私たちと係わるすべての人の幸せを建設(つく)る

入社当初から、経営状況に対して強い危機感を抱き、社長への気付きメモの提出や、社員との1on1実施など経営改善に努めてきました。その結果、経営状況の改善のみならず、社員からの信頼獲得にもつながり、2021年社長に就任させていただきました。
経営理念は、「私たちと係わるすべての人の幸せを建設(つく)る」です。壮大な理念でわかりにくいかと思いますが、次世代のリーダーに引き継ぐその日まで、追求し続ける価値のある経営理念だと考えています。

やらされ仕事ではなく、当事者意識が必要

会社組織は、よくピラミッド型に例えられます。しかし、時には私がピラミッドを逆さまにして、社員を支える意識を持ち、社員と一緒に成長と喜びを共有していきたいと思っています。その為にも、警察官として学んだ「信念」や「実行力」は、コミュニケーション能力、マーケティングやブランディングに繋がっていて、会社組織を動かすうえで欠かせないスキルになっています。
社員に求めているものの一つに、「健康・仕事・パートナーシップ・哲学を高次元で実現させるコンピテンシー(高い成果につながる行動)」があります。社員への給料も報酬ですが、経験も報酬と考えていて、やらされ仕事だと経験を得にくいので、当事者意識を持って取り組んで貰うことが、会社の利益に繋がると考えます。

建設業らしからぬを追及

お客様貢献には正解がないので、私どもはハコモノを造るだけの建設会社ではなく、「専門性×専門性×専門性」で付加価値(建設業らしからぬ)を創造し、そこに土台である建設業を掛け合わせることによって生まれる総合力を大事にして貢献策を見出します。
「建設業らしからぬ」の部分を追及した建設会社を目指すために、社員には1級建築士や宅地建物取引士などはもちろんですが、直接現場介入しないITのスペシャリスト、税理士、漫画家、元じゃらんの編集者、元議員などといった建設以外の専門能力を兼ね備えた社員がいます。その専門性から案件を見てもらい、違う角度からお客様の満足度がアップするプラスαの提案をお願いしています。
また、秋田県男鹿市に完成した牛舎で「建築業らしからぬ」取り組みとして、地域おこしと大変美味しい肉を皆様に食して頂きたくPRをさせて頂きました。私が命名した「和牛なまはげ」は各メディアにも取り上げられ、松岡修造さんの『くいしん坊!万才』のTV取材を受けるまで知名度がUP。皆様も一度お手に取って頂きたいと思います。

次世代へ向けたメッセージをお願いします。

私は、上からの教育はしません。社会に出ている以上、「ともに成長していこう」が教育だと捉えています。成長するにも様々な経験が必要になりますが、その中に少しの遊び心を持ち合わせることも大切だと思っています。実は、秋田県はワースト記録が多く、未来が明るいとは言えない状況です。そんな中でも、地域に貢献したいという想いから獅子塾を開講しました。
建築・土木講座やIT講座、ファイナンス講座、LOVE理論、ブートキャンプ講座、など真面目にふざけた実戦塾も取り組んでいます。これから日本を支えて行く皆様へ。人生の主人公は自分です。皆さんが主人公になれる場所を探し、仕事も遊びも全力で取り組み、前に進んで欲しいと強く思っています。

最後に一言。
「生意気と挑戦は若者の特権だ」。

「加藤建設株式会社」を詳しく知りたい方はこちら
https://kato-construction.co.jp